神様をめぐる冒険 その49

  • 2019.12.16

第5章 「なぜ、今回我々は公的資金を使ってまでして、この会社を再生させようとしているのか?」 ステージの上では青色に近いネイビーに白のストライプが入った3ピース、おそらくオーダーの見るからに仕立ての良いものを着た男性がマイクを手に話している。 「実際、規模のさして変わらない、もしくは大きな家電量販チ […]

神様をめぐる冒険 その48

  • 2019.12.15

最初の三柱の神様からすぐに、これまた目には見えないんだけれども確かに存在する二柱の神様。これがウマシアシカビヒコチノカミとアメノトコタチノカミ。 あっ、名前は憶えなくていいですよ。私ももしかしたら間違えてるかもしれませんしね(笑)まぁ、もしですね、今のややこしい名前を5柱とも一発で憶えたって言う方が […]

神様をめぐる冒険 その47

  • 2019.12.14

「ではね、高天原とはどこのことをいうのか?これに諸説ありまして。「古事記伝」でおなじみの、、、本居宣長。なんですが、ま、おなじみじゃないですか?教科書にも出てきたでしょ?彼は「天上説」を唱えておりました。逆にこれまた日本史の教科書でもおなじみの新井白石は常陸の国、今の茨城県の多賀郡にあったと、そのほ […]

神様をめぐる冒険 その46

  • 2019.12.13

「次に高御産巣日神(タカミムスビノカミ) 次に神産巣日神(カミムスビノカミ) この三柱の神はみな獨神(ヒトリガミ)となりまして、身を隠したまひき」 「古事記の最初の一文にこうあります。現代語に直すと、宇宙の始まりの時にタカマノハラにアメノミナカヌシがお生まれになった。次にタカミムスビノカミ、次にカミ […]

神様をめぐる冒険 その45

  • 2019.12.12

やはりというか、やっぱりというか、残念ながらというか、登壇してきた4人のうち2人は見たことのある顔だった。親父と元彼女だ。周りの聴衆たちは立ち上がって拍手をしだした。一瞬、立ち上がらないほうが目立つかなと思ったが、どちらにしても一番前の席なのだから、相手が気付かないわけがない。この状況がよくわかって […]

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